【英名】
Food Green No.3 Aluminium Lake
Fast green FCF aluminium lake

【INS番号】
143

【使用基準】
使用範囲：最大使用基準値
1.菓子：0.1g/kg以下
2.キャンディー：0.4g/kg以下
3.パン・餅：0.1g/kg以下
4.チョコレート：0.6g/kg以下
5.その他のジャム：0.4g/kg以下
6.ソーセージ・魚肉ソーセージ：0.1g/kg以下
7.果物・野菜飲料・炭酸飲料・その他の飲料：0.1g/kg以下（ただし、飲む前に希釈される製品は、希釈された形態に基づく）
8.香辛料製品（西洋わさび加工品・からし加工品のみ）：0.1g/kg以下
9.漬物（密閉食品、熱殺菌または殺菌漬物のみ、ただしダイコン漬物は除く）：0.3g/kg以下
10.アルコール飲料類（スピリッツ類に添加されていないタクジュ、ヤクジュ、焼酎、チョンジュを除く）：0.1g/kg以下
11.加工シリアル製品・加工糖質製品・その他の加工水産物：0.1g/kg以下
12.健康機能性食品（錠剤・カプセルのコーティングのみ）・カプセル：0.6g/kg以下
13.アイスクリーム・アイスクリームミックス：0.1g/kg以下

【使用基準出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432

【成分規格】
定義：アルミニウム塩溶液をアルカリと反応させ、反応生成物にファストグリーンを吸着させ、ろ過、乾燥、粉砕することにより調製される。
含量：3 – [N – エチル-N – [4 – [4 [N-エチル-N-（3-スルホベンジル）アミノ]フェニル] – （4-ヒドロキシ – 2スルホフェニル）メチレン] -2,5-シクロヘキサンジアニリデン] アンモニオメチル]ベンゼンスルホン酸　10.0%以上。
確認試験：（1）本品0.1gに、5mlの希硫酸に加え、0.02N酢酸アンモニウム溶液を添加して100mlにする。この溶液が透明でない場合は遠心分離する。測定対象となる吸光度が0.2~0.7の範囲内になるように、この溶液1~10mlを0.02N酢酸アンモニウム溶液で100mLに希釈する。得られた溶液は、626±2nmで吸収極大を示す。
（2）本品0.1gに、5mlの硫酸を加え、適時振り混ぜ、湯浴中で5分間加熱すると、固形物は完全に溶解し、溶液は透明で濃い緑色になる。 冷却後、溶液をアンモニア溶液で中和すると、青みがかった緑色になり、同じ色のゲル状の析出物が生成する。
（3）本品0.1gに水酸化ナトリウム溶液（1→10）5mlを加え、時折振りながら、湯浴中で5分間加熱する。固形物は完全に溶解し、溶液は透明で赤みがかった紫色になる。冷却後、溶液を希塩酸で中和すると、
青みがかった緑色になり、同じ色のゲル状の沈殿物が生成する。
（4）本品0.1gに5mlの硫酸を加え、時折振りながら、湯浴中で5分間加熱すると溶液は色の濃い橙色になる。冷却後、2~3滴の上澄み液を5mlの水に添加すると溶液は緑色に変わる。
（5）本品0.1gに10mlの希塩酸を加え、湯浴中で加熱すると固体原料のほとんどが溶解する。 0.5gの活性炭を加えてよく混合し、ろ過する。無色のろ液を水酸化ナトリウム溶液（1→10）で中和する。アルミニウム塩の確認試験に応答する。
塩酸・アンモニア不溶物：0.5%以下。
ヒ素：4.0ppm以下。
鉛：5.0ppm以下。
バリウム：500ppm以下。
副成色素：着色酸50mgを含む本品を60mLの希酢酸（1→20）を加え、
加熱して沸騰させ、冷却する。 この溶液にアセトンを加えて総量を100mLにする。 0.002mLの上清を試験溶液として使用する。 n-ブチルアルコール・無水アルコール・1％アンモニア溶液（6：2：3）の混合物を展開溶媒として使用し、試験溶液をペーパークロマトグラフィーの方法1で試験する場合、スポットは1つだけである。 この場合、クロマトグラフィー用のNo.2ろ紙を使用し、展開溶媒の前面が約15cmに達したときに展開を停止する。 ブロー乾燥し、上から白い背景を持つ自然光の下で観察する。 参照溶液は使用されない。
乾燥減量：30％以下（135℃、6hr）。

【成分規格出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432