【英名】
β-Carotene
CI food orange 5

【INS番号】
160a

【使用基準】
＜使用不可食品＞
1.自然食品[肉、魚介類、果物、野菜、藻類、マメ科植物の野菜と豆類、そしてそれらの単純な加工食品（皮むき、カット等）] 　
2.茶　
3.コーヒー　
4.唐辛子粉、細切り唐辛子　
5.キムチ製品　
6.コチュジャン、味付け唐辛子味噌　
7.酢　
＜上記以外の食品＞
必要最小量で使用可。

【使用基準出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432

【成分規格】
化学式：C40H56
定義：β-カロテンは、化学合成、またはBlakeslea trisporaの発酵生成物のエタノール、イソプロピルアルコール、または酢酸エチルによる溶媒抽出により製造され、結晶化される。これは、β-カロテンのトランス型を主成分としている。
含量：β-カロテン96.0%以上（乾物ベース）。
確認試験：（1）シクロヘキサン溶液（1→400）中のβ-カロテンは旋光性がない。
（2）β-カロテンのクロロホルム溶液（1→250）0.5 mLに、シクロヘキサン1,000mLを加えた溶液は、455〜457 nmおよび482〜484nmの波長で吸収極大を示す。
（3）10mgのβ-カロテンを10mLのオレンジ色のクロロホルムに溶解し、1mLの三塩化アンチモン溶液を加えると、 緑青がかった色になる。
融点：176～183℃（減圧下）。
透明性・溶液の色：10%クロロホルム溶液は透明。
ヒ素：4.0ppm以下。
鉛：2.0ppm以下。
吸光度比：クロロホルム・シクロヘキサン溶液、A362/A340 1.00以上、(A455×10)/A340 15.0以上、A455/A434 1.30～1.60、A455/A483 1.05～1.25。
残留溶剤：酢酸エチル30ppm以下、イソプロピルアルコール50ppm以下（ Blakeslea trispora由来品のみに適用）。
乾燥減量：1%以下（真空デシケータ（シリカゲル）4hr）。
強熱残分：0.1%以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432