【英名】
Canthaxanthin

【別名】
－

【INS番号】
161g

【機能】
着色料

【使用基準】
＜附則2A　使用可能な食品と最大使用量＞
・01.1.4　風味付き液体乳飲料：　15 mg/kg以下 *52,170
・01.6.1　未熟成チーズ：　15 mg/kg以下 *201
・01.6.2　熟成チーズ：　15 mg/kg以下 *201
・01.6.4.2　風味付きの加工チーズ、香料、スパイス、果物、野菜、および/または肉を追加した加工チーズ製品を含む。：　15 mg/kg以下
・01.6.5　チーズ類似品：　15 mg/kg以下
・01.7　乳製品ベースのデザート：　15 mg/kg以下 *170
・02.2.2　脂肪スプレッド・乳製品脂肪スプレッド・スプレッドまたは原料用の混合スプレッド：　15 mg/kg以下 *214&215
・02.3　主に水中油型の脂肪エマルション：　15 mg/kg以下
・02.4　脂肪ベースのデザート：　15 mg/kg以下
・04.1.2.5　ジャム・ゼリー・マーマレード：　200 mg/kg以下 *5
・04.1.2.6　スプレッド・原料用果物ベースのスプレッド：　15 mg/kg以下
・04.1.2.9　果物ベースのデザート：　15 mg/kg以下
・04.1.2.11　果物フィリング：　15 mg/kg以下
・04.2.2.2　乾燥野菜・海藻・ナッツ・種子：　10 mg/kg以下
・06.4.2　乾燥したパスタ・麺・類似製品：　15 mg/kg以下 *211
・06.4.3　調理済みのパスタ・麺・類似の製品：　15 mg/kg以下 *153
・08.3.1.1　ひき肉処理された食肉・家禽肉・猟鳥獣肉の漬けた（塩漬けを含む）未加熱加工品：　100 mg/kg以下 *4,16&118
・09.2.1　冷凍の魚・魚の切り身・魚製品：　35 mg/kg以下 *95,XS36,XS92,XS95,XS165,XS190,XS191,XS292,XS312,XS315
・09.2.5　燻製・乾燥・発酵・漬けた・塩漬けした魚・魚製品：　15 mg/kg以下 *22,XS167,XS189,XS222,XS236,XS244,XS311
・09.3.3　キャビア・他の魚卵製品：　15 mg/kg以下 *XS291
・09.4　缶詰を含む完全保存の魚・魚製品：　15 mg/kg以下 *XS3,XS37,XS70,XS90,XS94&XS119
・10.1　新鮮な卵：　必要最小量で使用可能 *4
・10.4　卵ベースのデザート：　15 mg/kg以下
・11.4　その他の糖類・シロップ：　15 mg/kg以下
・12.2.2　調味料：　20 mg/kg以下
・12.5.2　スープ・ブロス 用ミックス：　30 mg/kg以下 *XS117
・12.6　ソース・類似製品：　30 mg/kg以下 *XS302
・14.1.4.1　炭酸水性風味飲料：　5 mg/kg以下
・14.1.4.2　非炭酸水性風味飲料：　5 mg/kg以下
・14.1.4.3　水性風味飲料用の濃縮物（液体・固体状）：　5 mg/kg以下 *127
・14.2.6　アルコール分が 15% を超える蒸留スピリット飲料：　5 mg/kg以下
・14.2.7　香り付きアルコール飲料：　5 mg/kg以下
・15.1　ジャガイモ・穀物・小麦粉・デンプンベースのスナック：　45 mg/kg以下

Note 4：　食品を飾るため、または食品に印を付ける、または取り付けるために使用される製品について
Note 5：　CXS 296-2009に適合する製品を除く
Note 16：　果物・野菜・肉・魚のつや出し・コーティング・装飾のみに使用
Note 52：　チョコレートミルクを除く
Note 95：　規格外食品用：すり身、魚卵製品のみに使用
Note 118：　CXS 243-2003に適合する製品を除く
Note 127：　消費者提供ベース
Note 153：　即席麺のみに使用
Note 170：　Codex Stan 243-2003で規定された製品を除く
Note 201：　フレーバー付き製品のみに使用
Note 211：　麺のみに使用
Note 214：　CXS 253-2007に適合する製品を除く
Note 215：　CXS 256-2007に適合する製品を除く
Note XS3：　CXS 3-1981で規定された製品は含まない
Note XS36：　骨抜きなし・内臓除去の急速冷凍魚のコーデックス規格 (CXS 36-1981) に適合する製品を除く
Note XS37：　CXS 37-1991基準で規定された製品は含まれない
Note XS70：　CXS 70-1981で規定された製品は含まない
Note XS90：　CXS 90-1981で規定された製品は含まない
Note XS92：　急速冷凍エビのコーデックス規格（CXS 92-1981）に適合する製品を除く
Note XS94：　Codex stan 94-1981で規定された製品は含まない
Note XS95：　急速冷凍ロブスターのコーデックス規格（CXS 95-1981）に適合する製品を除く
Note XS117：　ブイヨン・コンソメのコーデックス規格（CXS 117-1981）に適合する製品を除く
Note XS119：　CXS 119-1981で規定された製品は含まない
Note XS165：　魚の切り身・魚のすり身・切り身と魚のすり身の混合物の急速冷凍ブロックのコーデックス規格 (CXS 165-1989) に適合する製品を除く
Note XS167：　タラ科魚類の塩漬け魚・干し塩漬け魚のコーデックス規格（CXS 167-1989）に適合する製品を除く
Note XS189：　乾燥フカヒレのコーデックス規格（CODEX STAN 189-1993）に適合する製品を除く
Note XS190：　急速冷凍魚切り身のコーデックス規格（CXS 190-1995）に適合する製品を除く
Note XS191：　急速冷凍生イカのコーデックス規格（CXS 191-1995）に適合する製品を除く
Note XS222：　海水魚・淡水魚・甲殻類・軟体動物のクラッカーのコーデックス規格（CXS STAN 222-2001）に適合する製品を除く
Note XS236：　煮干し塩漬けイワシのコーデックス規格（CXS 236-2003）に適合する製品を除く
Note XS244：　大西洋ニシンの塩漬け・スプラットの塩漬けのコーデックス規格（CXS244-2004）に適合する製品を除く
Note XS291：　チョウザメキャビアのコーデックス規格（CXS 291-2010）に適合する製品を除く
Note XS292：　生きている生の二枚貝のコーデックス規格（CXS 292-2008）に適合する製品を除く
Note XS302：　フィッシュソースのコーデックス規格（CODEX STAN 302-2011）に適合する製品を除く
Note XS311：　燻製魚・燻製風味の魚・燻製乾燥魚のコーデックス規格（CXS 311-2013）に適合する製品を除く
Note XS312：　生きているアワビ・直接消費用・加工用の生の生鮮冷蔵・冷凍アワビのコーデックス規格(CXS 312-2013) に適合する製品を除く
Note XS315：　生鮮・急速冷凍ホタテ製品のコーデックス規格（CXS 315-2014）に適合する製品を除く

【使用基準出典元 URL】
https://emohbackup.moh.gov.vn/publish/attach/getfile/410215

【成分規格】
ベトナムの着色料の規格QCVN 4-10にはカンタキサンチンはない。下記のJECFA規格が適用される可能性はある。
主にトランス-β-カロテン-4,4′-ジオンと少量の他の異性体で構成されている。 希釈および安定化された形態は、これらの規格を満たすカンタキサンチンから調製され、食用油脂、乳濁液、および水分散性粉末中のカンタキサンチンの溶液または懸濁液を含む。 これらの調製物は、異なるシス/トランス異性体比を有する可能性がある。 合成カンタキサンチンのみを定義している。
化学式：C40H52O2
定量値：総着色物質の96％以上（カンタキサンチンとして）。
溶解性：水に不溶、エタノールに不溶、植物油にほとんど不溶、アセトンにとてもわずかに可溶。
分光分析：シクロヘキサン溶液、468 nm～472nmで吸収極大。
カロテノイド試験：亜硝酸ナトリウム5％溶液と1N硫酸の連続添加後に、カンタキサンチンのアセトン溶液の色が消える。
硫酸灰分：0.1%以下。
副成色素：カンタキサンチン以外のカロテノイド：総着色物質の3%以下。
鉛：2mg/kg以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/fileadmin/user_upload/jecfa_additives/docs/monograph5/additive-101-m5.pdf