海外食品添加物規制早見表

シンガポール: クロロフィル

【国・地域名】 シンガポール  【添加物名】 クロロフィル

【品目番号 / 関連法規】 5th Schedule (Part II)

【キーワード】
葉緑素

【英名】
Chlorophyll

【INS番号】
140

【使用基準】
GMP(必要最小限量で食品に使用可能)

【使用基準出典元 URL】
https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/tools-and-resources/resources-for-businesses/list-of-food-additives-permitted-under-food-regulations.pdf

【成分規格】
※JECFA規格に準拠:
‘定義:食用植物材料、草、アルファルファ、イラクサの溶媒抽出によって得られる。その後の溶媒の除去中に、天然に存在する配位マグネシウムがクロロフィルから全体的または部分的に除去して、対応するフェオフィチンを得ることができる。主な着色物質は、フェオフィチンとマグネシウムクロロフィルである。 溶媒が除去された抽出物には、カロテノイドなどの他の色素や、原料に由来する油脂、ワックスが含まれている。 抽出に使用できる溶媒は、アセトン、ジクロロメタン、メタノール、エタノール、プロパン-2-オール、ヘキサンのみである。
化学式:フェオフィチンa(Mg複合体) C55H72MgN4O5、フェオフィチンa C55H74N4O5、フェオフィチンb(Mg複合体) C55H70MgN4O6、フェオフィチンb C55H72N4O6
定量値:フェオフィチンとマグネシウム複合体合計含量10%以上。
溶解性:水に不溶。エタノール、ジエチルエーテル、クロロアルカン、炭化水素、不揮発性油に可溶。
薄層クロマトグラフィー Rf値、スポットの色:フェオフィチンa 0.77、灰/茶。フェオフィチンb 0.75、黄/茶。クロロフィルa 0.50、青/緑。クロロフィルb 0.63、青/緑。さらに、Rf0.81のβ-カロテンとRf0.47および0.23のキサントフィルのスポットが見える場合がある。
残留溶媒:アセトン、メタノール、エタノール、プロパン-2-オール、ヘキサン50mg/kg以下(単独・合計)。ジクロロメタン10mg/kg以下。
ヒ素:3mg/kg以下。
鉛:5mg/kg以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/fileadmin/user_upload/jecfa_additives/docs/Monograph1/Additive-128.pdf


  • 作成日: 2022.12.02
  • 更新日: 2024.01.23