海外食品添加物規制早見表
【国・地域名】 豪州
【添加物名】 ポリグリセリン脂肪酸エステル
ポリグリ、結晶調整、改質、パーム、結晶、微細化、結晶促進、バタークリーム、加工油脂、分散、飲料、色素、製剤、錠剤、光沢、硬度、離型、香料、可溶
【英名】
Polyglycerol esters of fatty acids
【別名】
-
【INS番号】
475
【品目番号 / 関連法規】
INS 475
【機能】
乳化剤(事業者の判断で乳化剤を選択可能)
【使用基準】
クリーム製品(風味付き・ホイップ・粘度付き・サワークリーム等):5 000 mg/kg以下、ただし、ホイップした粘度付きライトクリームのみ。
実質的に水を含有しない食用油:20 000 mg/kg以下、ただし、ショートニングのみ。
マーガリン・類似製品:5 000 mg/kg以下。
オイルエマルジョン (<80% 油):5 000 mg/kg以下。
ビスケット・ケーキ・ペストリー:15 000 mg/kg以下、ただし、ケーキのみ。
乳製品・脂肪ベースのデザート・ディップ・スナック:5 000 mg/kg以下。
ソース・トッピング(マヨネーズ・サラダドレッシング含む):20 000 mg/kg以下。
【使用基準出典元 URL】
https://www.legislation.gov.au/Details/F2021C00607
【成分規格】
JECFA規格に準拠:
本品は、重合したグリセロールと食用油脂、脂肪酸を反応させて形成される混合部分エステルで、少量のモノ、ジ、およびトリグリセリド、遊離グリセロールおよびポリグリセロール、遊離脂肪酸、および脂肪酸のナトリウム塩が存在する場合がある。 重合度は変化し、ポリグリセロール分子あたりのグリセロール残基の平均数に関連する数 (トリなど) によって指定される。特定のポリグリセロールは、公称重合度に特徴的な分子種の分布で構成されている。 ポリグリセロールと反応させる脂肪または脂肪酸の割合および性質を変化させることにより、多種多様な種類の生成物を得ることができる。市販品は、ケン化価、遊離脂肪酸の凝固点、ヨウ素価、ヒドロキシル価および灰分含量に関してさらに特定され得る。
溶解性:親水性が非常に高いものから親油性が高いものまであるが、クラスとしては、水に分散可能で、有機溶剤や油に溶解する傾向がある。
脂肪酸試験:試験合格。
グリセリン・ポリグリセリン試験:試験合格。
酸:脂肪酸以外の酸は不検出。
ポリグリセリン:ポリグリセリン部分は、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン70% 以上で構成され、ヘプタグリセリン以上のポリグリセリンは10% 以下。
鉛:2 mg/kg 以下。
【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/fileadmin/user_upload/jecfa_additives/docs/Monograph1/Additive-317.pdf
- 作成日: 2023.11.30
- 更新日: