【英名】
Polyglycerol esters of interesterified ricinoleic acid

【別名】
－

【INS番号】
476

【品目番号 / 関連法規】
STT236, INS 476

【機能】
乳化剤

【使用基準】
粉乳・粉末クリーム類似品：5000 mg/kg以下、ただし、脱脂粉乳と植物性油脂の混合粉末のコーデックス規格（CODEX STAN 251-2006）に適合する製品を除く。
乳製品ベースのデザート：5000 mg/kg以下、ただし、発酵乳のコーデックス規格（CODEX STAN 243-2003）に適合する製品を除く。
脂肪スプレッド・乳製品脂肪スプレッド・スプレッドまたは原料用の混合スプレッド：4000 mg/kg以下、ただし、乳脂肪含有量が 70% 以上の乳脂肪スプレッドを除く。
主に水中油型の脂肪エマルション：10000 mg/kg以下。
脂肪ベースのデザート：2000 mg/kg以下。
食用氷：5000 mg/kg以下。
果物ベースのデザート：2000 mg/kg以下。
果物フィリング：2000 mg/kg以下。
ココアミックス（粉末）・カカオマス・ココアケーキ：5000 mg/kg以下、ただし、カカオ・チョコレートの最終製品ベース。
ココア・チョコレート製品：5000 mg/kg以下、ただし、乳化剤としてホスファチジン酸アンモニウム (INS 442)、ポリグリセリン縮合リシノール酸エステル (INS 476)、ソルビタンモノステアリン酸エステル (INS 491)、ソルビタントリステアリン酸エステル (INS 492)、ポリソルベート (ポリオキシエチレン (20) ソルビタンモノラウレート (INS 432)、ポリオキシエチレン (20) ソルビタン モノオレエート (INS 433)、ポリオキシエチレン (20)、ソルビタン モノステアレート (INS 435) 、ポリオキシエチレン (20) ソルビタン トリステアレート (INS 436))と組み合わせて使用する場合、合計レベルは 15,000 mg/kgを超えてはならない。
模造チョコレート・チョコレート代替品：3000 mg/kg以下、ただし、水分含有量が 5% を超える模造チョコレートで 10,000 mg/kg以下。
キャンディー・ヌガー・マジパンを含む菓子類：3000 mg/kg以下、ただし、ハラワ テヘニアのコーデックス地域規格 (CODEX STAN 309R-211) に適合する製品を除く。
チューインガム：500 mg/kg以下。
飾り・トッピング・スィートソース：5000 mg/kg以下。
調理済みのパスタ・麺・類似の製品：500 mg/kg以下、ただし、即席麺のコーデックス規格（CODEX STAN 249-2006）に適合する即席麺のみに使用。
穀物・デンプンベースのデザート：5000 mg/kg以下。
食用ケーシング（例：ソーセージケーシング）：5000 mg/kg以下、ただし、ケーシングベース。
調理済みの魚・魚製品：1000 mg/kg以下、ただし、魚肉ソーセージのみに使用。
卵製品：1000 mg/kg以下。
卵ベースのデザート：1000 mg/kg以下。
乳化ソース・ディップ：5000 mg/kg以下。
ソース・グレービー用ミックス：5000 mg/kg以下、ただし、消費者提供ベース。

【使用基準出典元 URL】
http://www.fsi.org.vn/pic/files/24_2019_tt-byt_360857.pdf

【成分規格】
乳化剤の規格にはポリグリセリン縮合リシノール酸エステルは記載されていない。以下のJECFA規格が参照される可能性がある。
本品は、縮合ヒマシ油脂肪酸によるポリグリセロールのエステル化によって調製される。市販品は、ケン化価、遊離脂肪酸の凝固点、ヨウ素価、酸価、ヒドロキシル価、灰分含有量および屈折率に関してさらに特定され得る。
溶解性：水・エタノールに不溶、エーテル・炭化水素・ハロゲン化炭化水素に可溶。
脂肪酸試験：試験合格。
リシノール酸試験：試験合格。
グリセリン・ポリグリセリン試験：試験合格。
酸：脂肪酸以外の酸は不検出。
ポリグリセリン：ポリグリセリン部分は、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン75% 以上で構成され、ヘプタグリセリン以上のポリグリセリンは10%以下。
鉛：2 mg/kg 以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/fileadmin/user_upload/jecfa_additives/docs/Monograph1/Additive-318.pdf