海外食品添加物規制早見表

シンガポール: パーム油カロテン

【国・地域名】 シンガポール  【添加物名】 パーム油カロテン

【品目番号 / 関連法規】 5th Schedule (Part II) 7th Schedule

【キーワード】
パーム、あぶらやし、カロテン、カロチン

【英名】
Beta-carotenes (vegetable)
Carotene
Beta carotene

【INS番号】
160a(ii)

【使用基準】
GMP(必要最小限量で食品に使用可能)

【使用基準出典元 URL】
https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/tools-and-resources/resources-for-businesses/list-of-food-additives-permitted-under-food-regulations.pdf

【成分規格】
※JECFA規格に準拠:
定義:カロテン(植物)は、ニンジン(Daucus carota)、パーム油(Elaeis guinensis)、サツマイモ(Ipomoea batatas)、およびその他の食用植物を溶媒抽出した後、精製することによって得られる。 主な着色成分はα-カロテンとβ-カロテンであり、その大部分をβ-カロテンが占めている。 少量のガンマカロテンおよびデルタカロテンおよびその他の色素が存在する可能性がある。 着色物質に加えて、この物質には原料に天然に存在する油脂、ワックスが含まれている。抽出に使用される溶媒は、アセトン、メタノール、エタノール、プロパン2-オール、ヘキサン、二酸化炭素、植物油のみである。主な商品は、食品グレードの植物油/植物油の溶液または懸濁液である。これは、カロテンが酸化しやすいため、使いやすさと安定性を向上させるためである。
化学式:C40H56
定量値:カロテン含量(β-カロテンとして計算)宣言以上。
溶解性:水に不溶。
分光分析:シクロヘキサン溶液(1:200,000)、波長440-457nm、470-486nmで吸収極大。
カラー反応:試料のトルエン溶液(約400 µg / mlのβ-カロテン)のろ紙上のスポットは、三塩化アンチモンのトルエン溶液のスプレーまたはドロップ滴下してから2〜3分後に青色に変わる。
残留溶媒:アセトン、ヘキサン、メタノール、エタノール、プロパン-2-オール50mg/kg以下(単独・合計)。
鉛:5mg/kg以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/fileadmin/user_upload/jecfa_additives/docs/Monograph1/additive-115-m1.pdf


  • 作成日: 2022.12.02
  • 更新日: 2024.01.23