【英名】
Oleoresin Paprika
Paprika oleoresin
Paprika extract

【INS番号】
160c(i)

【使用基準】
＜使用不可食品＞
1.自然食品[肉、魚介類、果物、野菜、藻類、マメ科植物の野菜と豆類、そしてそれらの単純な加工食品（皮むき、カット等）] 　
2.茶　
3.コーヒー　
4.唐辛子粉、細切り唐辛子　
5.キムチ製品　
6.コチュジャン、味付け唐辛子味噌　
7.酢
8.スパイス製品（唐辛子・唐辛子粉末を含む製品のみ）　
＜上記以外の食品＞
必要最小量で使用可。

【使用基準出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432

【成分規格】
定義：ナス科のパプリカ（Capsicum annum L.）の果実を有機溶媒（オレオレジンなどのスパイスの抽出溶媒）で抽出することによって得られるカロテノイド色素で、 その主成分はカプサンチンである。色価の調整と品質の維持を目的として、希釈剤、酸化防止剤、またはその他の食品添加物（乳化剤、増粘剤など）を加えることができる。
含量：色価（ASTA）は表示値以上。
確認試験：（1）色価試験で得られる試験溶液は、約453nmまたは470nmで吸収極大を示す。
（2）本品0.5gに硫酸2mLを加えると、液体の色がオレンジ色から青色に変化する。
（3）本品に三塩化アンチモン溶液を加えると青色になる。
ヒ素：4.0ppm以下。
鉛：2.0ppm以下。
カドミウム：1.0ppm以下。
水銀：1.0ppm以下。
残留溶剤：ジクロロメタン・トリクロロエチレン30ppm以下（単独・合計）、アセトン30ppm以下、イソプロピルアルコール50ppm以下、メチルアルコール50ppm以下、ヘキサン25ppm以下。
スパイス味：本品400 mgを、アルコールで満たされた100mLメスフラスコに量り入れ、その後、振とうして混合し、沈殿させる。 10％糖水溶液60mLを上澄み液0.15mLに加える。 5人が得られた溶液のそれぞれ5mLを消費するとき、辛い味を感じる人は3人以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432