【英名】
POLYSORBATE 80

【別名】
PEG-20 SORBITAN OLEATE
POLYOXYETHYLENE SORBITAN MONOOLEATE
SORBITAN, MONO-9-OCTADECENOATE, POLY(OXY-1,2-ETHANEDIYL) DERIVS. (Z)-
PEG SORBITAN OLEATE
SORBITAN, MONOOLEATE, POLYOXYETHYLENE DERIVS.
GLYCOLS, POLYETHYLENE, ETHER WITH SORBITAN MONOOLEATE
POLYOXYETHYLENE (20) SORBITAN MONOOLEATE

【INS番号】
433

【品目番号/関連法規】
21CFR§172.840

【機能】
着色料・着色助剤、乳化剤・乳化塩、風味増強剤、香料・香料助剤、溶媒・展色剤、安定剤・増粘剤、界面活性剤

【使用基準】
アイスクリーム・フローズンカスタード・アイスミルク・果物シャーベット・非標準化フローズンデザートに乳化剤として使用：フローズンデザート完成品の0.1％以下。ポリソルベート 65 との併用可能。
酵母消泡製剤に（酵母に消泡剤として）使用：4ppm以下。
ピクルス・ピクルス製品に可溶化剤・分散剤として使用：500 ppm以下。
脂溶性ビタミンを含まないカゼインカルシウムを含むビタミン・ミネラル製剤に可溶化剤・分散剤として使用：製剤の推奨 1 日用量から 175 mg以下。
カゼインカルシウムを含まないビタミン・ミネラル製剤用の脂溶性ビタミンに可溶化剤・分散剤として使用：製剤の推奨 1 日用量から300 mg以下。
カゼインカルシウム・脂溶性ビタミンを含むビタミン・ミネラル製剤に可溶化剤・分散剤として使用：製剤の推奨 1 日用量から 475 mg以下。
粗結晶塩化ナトリウムの製造における界面活性剤として使用：塩化ナトリウム完成品の10ppm以下。
特別用途食品に食用油脂の乳化剤として使用：360 mg/日以下。
香辛料を加えたインゲン豆缶詰にディル油の可溶化剤・分散剤として使用：30 ppm以下。
ショートニング・食用油に乳化剤として使用（法第 401 条に基づいて確立された識別基準がそのような使用を妨げない場合）：ショートニング・食用油完成品の重量の1%以下。ポリソルベート 60と併用する場合、ポリソルベート 80 は1% 以下、ポリソルベート 60 は 1% 以下。ショートニング・食用油のプレミックス濃縮物の場合、前記の1％制限を超えてもよい。
ホイップ食用油トッピングに乳化剤として使用：ホイップ食用油トッピング完成品の重量の 0.4%以下。ソルビタンモノステアリン酸エステル，ポリソルベート60，ポリソルベート65と併用可能。併用する場合、それ等添加物の合計量がホイップ食用油トッピング完成品の重量の 0.4%以下でなければならない。
家禽の脱羽用の熱傷水の湿潤剤として使用：熱湯中の濃度0.0175%以下。
ゼラチンデザート・ゼラチンデザートミックスに分散剤として使用：乾燥重量ベースで 0.082％以下。
カッテージ チーズのクリーミング混合物の調製における消泡剤として使用：最終製品の重量の 0.008 重量％以下。
バーベキューソースに使用する天然・人工着色料に界面活性剤・湿潤剤として使用：バーベキューソースの重量の0.005 重量％以下。

【使用基準出典元 URL】
https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfCFR/CFRSearch.cfm?fr=172.840

【成分規格】
本品は、ソルビトール無水物の混合部分オレイン酸エステルおよび関連化合物のポリオキシエチレンエーテルの混合物である。本品は、オレイン酸 (通常は関連する脂肪酸を含む) をソルビトールと反応させて、最大酸価 7.5 および最大水分含有量 0.5% の生成物を生成し、これをエチレンオキシドと反応させることによって製造される。
ケン化価：45～55。
酸価：0～2。
ヒドロキシル価：65～80。
オキシエチレン含有量：65～69.5％。
※成分規格は無償公開されておらず、詳細はFood Chemicals Codex （https://www.foodchemicalscodex.org/）を購入し確認する必要がある。

【成分規格出典元 URL】
https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfCFR/CFRSearch.cfm?fr=172.840