【英名】
annatto extract

【INS番号】
160b(ii)

【使用基準】
使用範囲：最大使用基準値
熟成チーズ：0.6g/kg
プロセスチーズ：0.6g/kg
人工バター（人工クリーム）・その類似製品（例えば、バター・人工バター混合品）：0.05g/kg
その他の油脂・油脂製品（スキムミルクパウダーのみ）：0.02g/kg
冷凍飲料（食用氷を除く）：0.6g/kg
ジャム：0.6g/kg
チョコレート・チョコレート製品：0.025g/kg
カカオバターチョコレート・カカオ脂代用品を用いたチョコレート類似製品：0.6g/kg
キャンディ：0.6g/kg
練り粉（例えば、魚・鶏肉に用いる小麦粉を水で練ったペースト）・衣・揚げ粉：0.01g/kg
タピオカ入りミルクティー：0.15g/kg
オートミール（フレーク）を含むシリアル：0.07g/kg
インスタントビーフン製品：0.012g/kg
ベーカリー食品：0.6g/kg
西洋式ハム（ロースト・スモーク・スチームハム）類：0.025g/kg
ソーセージ類：0.025g/kg
複合調味料：0.1g/kg
飲料類（パッケージされた飲料水を除く）：0.6g/kg（固体飲料は希釈倍数に応じて使用量を増やす。）
ゼリー：0.6g/kg（例えば、ゼラチンパウダーに用いる場合には、水を加えて元に戻す倍数に応じて使用量を増やす。）
コラーゲンタンパクケーシング：必要量
膨化食品：0.01g/kg

【使用基準出典元 URL】
https://www.cirs-reach.com/Uploads/file/20180428/1524879613_22618.pdf

【成分規格】
GB1886.316-2021
定義：ベニノキ（Bixa orellana L.）の種子の外側の種皮を原料として、溶剤または冷アルカリ性水溶液で抽出し、精製してアナトー（ビキシン）は得られる。それを熱アルカリ性水溶液で加水分解し、精製してアナトー（ノルビキシン）は得られる。
アナトー（溶剤抽出ノルビキシン）：ベニノキ（Bixa orellana L.）の種子の外側の種皮を溶剤で抽出し、精製（溶剤除去、結晶化、乾燥）し、熱アルカリ性溶液で加水分解し、精製（冷却、ろ過、乾燥、粉砕）して得られる。
アナトー（アルカリ性水溶液抽出ｰ無酸沈殿ノルビキシン）：アナトー（アルカリ性水溶液抽出ビキシン）を熱アルカリ性溶液で加水分解し、精製（冷却、ろ過、乾燥、粉砕）して得られる。
アナトー（アルカリ性水溶液抽出ｰ酸沈殿ノルビキシン）：アナトー（アルカリ性水溶液抽出ビキシン）を熱アルカリ性溶液で加水分解し、精製（冷却、ろ過、酸沈殿、乾燥、粉砕）して得られる。
分子式：C24H28O4
＜アナトー（溶剤抽出ノルビキシン）＞
ノルビキシン含量（カロテノイド総量として、乾物ベース）：85重量%以上。
残留溶剤-アセトン：30mg/kg以下。
残留溶剤-n-ヘキサン：25mg/kg以下。
残留溶剤-メタノール：50mg/kg以下。
残留溶剤-エタノール＋イソプロパノール＋酢酸エチル：50mg/kg以下。
ヒ素（As）：3.0mg/kg以下。
鉛（Pb）：2.0mg/kg以下。
水銀（Hg)：1.0mg/kg以下。
※製品には水、植物油、マルトデキストリン等の補助材料、認められているpH調整剤、乳化剤、抗酸化剤等を液体、粉末状態で添加することができる。
＜アナトー（アルカリ性水溶液抽出ｰ無酸沈殿ノルビキシン）＞
ノルビキシン含量（カロテノイド総量として、乾物ベース）：15重量%以上。
ヒ素（As）：3.0mg/kg以下。
鉛（Pb）：2.0mg/kg以下。
水銀（Hg)：1.0mg/kg以下。
※製品には水、植物油、マルトデキストリン等の補助材料、認められているpH調整剤、乳化剤、抗酸化剤等を液体、粉末状態で添加することができる。
＜アナトー（アルカリ性水溶液抽出ｰ酸沈殿ノルビキシン）＞
ノルビキシン含量（カロテノイド総量として、乾物ベース）：35重量%以上。
ヒ素（As）：3.0mg/kg以下。
鉛（Pb）：2.0mg/kg以下。
水銀（Hg)：1.0mg/kg以下。
※製品には水、植物油、マルトデキストリン等の補助材料、認められているpH調整剤、乳化剤、抗酸化剤等を液体、粉末状態で添加することができる。

【成分規格出典元 URL】
http://down.foodmate.net/standard/yulan.php?itemid=97870