海外食品添加物規制早見表

韓国: ルチン(抽出物)

【国・地域名】 韓国  【添加物名】 ルチン(抽出物)

【品目番号 / 関連法規】

【キーワード】
蕎麦、そば、無花果、いちじく、ポリフェノール、フラボノイド、ビタミンP

【英名】
Rutin

【別名】

【INS番号】

【機能】
着色料、酸化防止剤(主な機能分類)

【使用基準】
<使用不可食品>
1.自然食品[肉、魚介類、果物、野菜、藻類、マメ科植物の野菜と豆類、そしてそれらの単純な加工食品(皮むき、カット等)]  
2.茶 
3.コーヒー 
4.唐辛子粉、細切り唐辛子 
5.キムチ製品 
6.コチュジャン、味付け唐辛子味噌 
7.酢 
<上記以外の食品>
必要最小量で使用可。

【使用基準出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432

【成分規格】
定義:マメ科のエンジュ(Sophora japonica L.)の木の花または花芽、またはタデ科のソバ(Fagopyrum esculentum MOENCH.)の根皮質、またはアズキ(Phaseolus angleis CW.WIGHT.)の根皮質からの抽出物(水またはエチルアルコールを含む)で、 その主成分はフラボノイドのルチン(C27H30O16 = 610.51)である。色価の調整と品質の維持を目的として、希釈剤、安定剤、溶媒を加えることができる。
含量:E10%1cm は表示値以上。
確認試験:(1)本品を10mLのエチルアルコールに溶解し、 塩化第二鉄溶液(1→50)を1〜2滴加えると、溶液は緑がかった茶色になる。
(2)本品を5mLのエチルアルコールに加熱して溶解し、 2mLの塩酸と0.05gのマグネシウム粉末を加えると、溶液はゆっくりと赤くなる。
(3)本品に500mLのエチルアルコールを加えた溶液には、255nmと375nm付近に吸収極大がある。
(4)(3)の溶液5 mLを水酸化ナトリウム溶液で中和し、フェーリング溶液3mLを加え、 得られた溶液を水浴中で10分間加熱すると、赤い沈殿物が形成される。
ヒ素:4.0ppm以下。
鉛:2.0ppm以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.mfds.go.kr/eng/brd/m_15/view.do?seq=72432


  • 作成日: 2022.12.01
  • 更新日: 2023.01.23