海外食品添加物規制早見表

ベトナム: ステビア抽出物

【国・地域名】 ベトナム  【添加物名】 ステビア抽出物

【キーワード】
飲料、キク科、レパウディアナ、ステビオール、天然、ステビオサイド、レバウディオサイド

【英名】
Steviol glycosides from Stevia rebaudiana Bertoni

【別名】
Steviol glycosides from Stevia

【INS番号】
960a

【品目番号/関連法規】
STT346、INS 960a

【機能】
甘味料

【使用基準】
風味付き液体乳飲料:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、発酵乳のコーデックス規格 (CODEX STAN 243-2003) に適合する製品での400 mg/kg以下での使用。
粉乳・粉末クリーム類似品:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、風味付き製品のみに使用。
乳製品ベースのデザート:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
脂肪ベースのデザート:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
食用氷:270 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
酢漬け・油漬け・塩水漬け果物:100 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
缶詰・瓶詰果物:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、特定の果物缶詰のコーデックス規格規格(CODEX STAN 319-2015)に適合する製品を除く。
ジャム・ゼリー・マーマレード:360mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
スプレッド・原料用果物ベースのスプレッド:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
砂糖漬け果物・ツヤかけ果物・結晶化果物:40 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
果肉・果物ピューレ・果物トッピング・ココナッツミルクを含む果物調製品:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
果物ベースのデザート:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
発酵果物製品:115 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
果物フィリング:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
調理済み果物:40 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
乾燥野菜・海藻・ナッツ・種子:40 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
酢漬け・油漬け・塩水漬け・醤油漬け野菜・海藻:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
缶詰・瓶詰・レトルトパウチ入り野菜・海藻:70 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
野菜・海藻・ナッツ・種子のピューレ・スプレッド:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
野菜・海藻・ナッツ・種子のパルプ(どろどろしたもの)・調製品:165mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
発酵野菜・塊茎(きのこ・根・塊茎・根茎・豆類・アロエベラを含む)・発酵海藻製品、食品分類06.8.6、06.8.7、12.9.1、12.9.2.1、12.9.2.3の発酵大豆製品を除く:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
調理した・揚げた野菜・海藻:40 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
キャンディー・ヌガー・マジパンを含む菓子類:700 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、小粒菓子・ブレスケアミントでの、ステビオール当量として6,000 mg/kg での使用を除く、ハラワ テヘニアのコーデックス地域規格 (CODEX STAN 309R-211) に適合する製品を除く。
チューインガム:3500 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
朝食用シリアル:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
穀物・デンプンベースのデザート:165 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
大豆ベース飲料:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
ひき肉処理された食肉・家禽肉・猟鳥獣肉の加熱加工品:100 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、ソーセージ製造に使用される塩水(ブライン)のみに使用、コンビーフのコーデックス規格(CODEX STAN 88-1981)に適合する製品を除く、ランチョンミートのコーデックス規格(CODEX STAN 89-1981)に適合する製品を除く、調理塩漬細切り肉のコーデックス規格(CODEX STAN 98-1981)に適合する製品を除く。
酢・ワインでマリネした魚・魚製品:100 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、甘味・酸味のある製品のみに使用。
漬けた魚・魚製品:165 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
キャビア・他の魚卵製品:100 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、チョウザメキャビアのコーデックス規格(CODEX STAN 291-2010)に適合する製品を除く。
缶詰を含む完全保存の魚・魚製品:100 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、サケ缶詰のコーデックス規格(CODEX STAN 3-1981)に適合する製品を除く、エビ缶詰のコーデックス規格(CODEX STAN 37-1991)に適合する製品を除く、マグロ・カツオ缶詰のコーデックス規格(CODEX STAN 70-1981)に適合する製品を除く、カニ肉缶詰のコーデックス規格(CODEX STAN 90-1981)に適合する製品を除く、イワシ・イワシタイプ製品缶詰のコーデックス規格(CODEX STAN 94-1981)に適合する製品を除く、ヒレ魚缶詰のコーデックス規格(CODEX STAN 119-1981)に適合する製品を除く。
卵ベースのデザート:330 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
消費者に直接販売される卓上甘味料:必要最小量で使用可能、ただし、ステビオール当量として。
調味料:30 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
マスタード:130 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
スープ・ブロス :50 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、ブイヨン・コンソメのコーデックス規格(CODEX STAN 117-1981)に適合する製品を除く。
乳化ソース・ディップ:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
非乳化ソース:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
ソース・グレービー用ミックス:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、消費者提供ベース。
クリアソース:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、フィッシュソースのコーデックス規格(CODEX STAN 302-2011)に適合する製品を除く。
サラダ・サンドイッチスプレッド:115 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
発酵大豆ソース:30 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
非発酵大豆ソース:165 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
他の大豆ソース:165 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
特殊医療目的のダイエット食品:350 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
痩身・減量用食事処方:270 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
ダイエット食品:660 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、固体製品(エネルギー・食事代替・強化バー等)のみに使用、ステビオール当量として600 mg/kg以下での液体製品での使用を除く。
栄養補助食品:2500 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、チュアブルサプリメントのみに使用。
果物・野菜ネクター:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
「スポーツ」・「エネルギー」・「電解質」飲料・その他の特殊飲料を含む風味飲料:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
コーヒー・コーヒー代替品・紅茶・ハーブ浸出液・ココアを除くその他のホット穀物・穀粒飲料:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として、すぐに飲める製品・すぐに飲める製品のプレミックスにのみ使用。
香り付きアルコール飲料:200 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。
そのまま食べられる香味製品:170 mg/kg以下、ただし、ステビオール当量として。

【使用基準出典元 URL】
http://www.fsi.org.vn/pic/files/24_2019_tt-byt_360857.pdf

【成分規格】
ベトナムの甘味料の規格QCVN 4-8にはステビア抽出物の規格はない。下記のJECFA規格が適用される可能性はある。
フルクトース、アラビノース、ガラクトースおよびデオキシグルコース) の任意の数、組み合わせ、配向のステビオール骨格を含む化合物の混合物から構成される。本品は、Stevia rebaudiana Bertoniの葉から得られる。 葉を熱水で抽出し、水抽出物を吸着樹脂に通して成分ステビオール配糖体を捕捉し、濃縮する。樹脂を溶媒アルコールで洗浄してグリコシドを除去し、生成物をメタノールまたは水性エタノールから再結晶させる。 イオン交換樹脂は精製プロセスで使用される場合がある。最終製品は噴霧乾燥されてもよい。
定量値:総ステビオール配糖体95%以上(乾物ベース、Stevia rebaudiana Bertoniの葉に含まれる糖類 (グルコース、ラムノース、フルクトース、デオキシグルコース キシロース、ガラクトース、アラビノース、キシロース) の任意の数、組み合わせ、配向で結合したステビオール骨格を含むすべての化合物の合計として)。
溶解性:エタノール・水混合液(50:50)に非常に可溶。
HPLCクロマトグラフィー プロファイル:主ピークはステビオール配糖体に一致。
pH:4.5~7.0(1→100溶液)。
総灰分:1%以下。
乾燥減量:6%以下(105℃、2hr)。
残留溶媒:メタノール200 mg/kg以下、エタノール5000 mg/kg以下
ヒ素:1 mg/kg以下。
鉛:1 mg/kg以下。
微生物:一般生菌数1,000 CFU/g以下、酵母・カビ200 CFU/g以下、大腸菌 陰性/1g、サルモネラ 陰性/25g。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/3/BU297en/bu297en.pdf


  • 作成日: 2023.12.05
  • 更新日: