海外食品添加物規制早見表

ベトナム: 二酸化チタン

【国・地域名】 ベトナム  【添加物名】 二酸化チタン

【品目番号 / 関連法規】

【キーワード】
チタン、白、チタンホワイト

【英名】
Titanium dioxide

【INS番号】
171

【使用基準】
使用範囲:最大使用基準値
フレーバー付き液体乳飲料:必要最小量
発酵後に加熱処理された発酵乳(プレーン):必要最小量
練乳・代用製品(プレーン):必要最小量
クロテッドクリーム(プレーン):必要最小量
クリーム代用品:必要最小量
粉乳・クリーム粉末(プレーン)・粉末代用品:必要最小量
未熟成チーズ:必要最小量
熟成チーズ:必要最小量
プロセスチーズ:必要最小量
チーズ代用品:必要最小量
乳製品ベースのデザート(プリン・フルーツヨーグルト・フレーバーヨーグルト等):必要最小量
ホエイチーズを除く液体乳清・乳清製品:必要最小量
ファットスプレッド・乳脂肪スプレッド・ブレンドスプレッド:必要最小量
脂肪エマルションを主原料とする混合及び/又は香料入り製品を含む主に水中油型脂肪エマルション:必要最小量
食品分類 01.7 の乳を主原料とするデザート製品を除く脂肪ベースのデザート:必要最小量
シャーベット・ソルベを含む食用氷:必要最小量
加工果物:必要最小量
乾燥野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、アロエを含む)・海藻・種実類:必要最小量
酢・油・塩水・醤油漬け野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、アロエを含む)・海藻:必要最小量
缶詰・瓶詰(低温殺菌済み)・レトルトの野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、アロエを含む)・海藻:必要最小量
野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、アロエを含む)・海藻・ナッツ・種実類(ピーナッツバター等)のピューレ・スプレッド:必要最小量
野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、アロエを含む)・海藻・ナッツ・種実類のパルプ・調製品(野菜のデザート・ソース・砂糖漬け野菜等):必要最小量
加熱調理・油で揚げた野菜(キノコ類、根・塊茎、豆類・マメ科植物、アロエを含む)・海藻:必要最小量
菓子類:必要最小量
ロールドオートを含む朝食用シリアル:必要最小量
調理済みパスタ・麺・同様製品:必要最小量
穀物・デンプンベースのデザート(ライスプディング、タピオカプディング等):必要最小量
バッター(魚・家禽用のパン粉・衣用生地等):必要最小量
餅(東洋のタイプに限る)を含む加熱調理済み・加工済みの米製品:必要最小量
大豆製品(食品分類12.9 の大豆を主原料とする香味料及び調味料を除く):必要最小量
ベーカリー製品:必要最小量
ホールまたはカットした食肉・家禽肉・猟鳥獣肉の加工品:必要最小量
肉・鶏肉・猟鳥獣肉の加工挽肉製品 :必要最小量
食用ケーシング(ソーセージのケーシング等):必要最小量
軟体動物・甲殻類・棘皮動物を含む半保存魚類・水産製品:必要最小量
缶詰・発酵したものを含めて完全保存された軟体動物・甲殻類・棘皮動物を含む魚類・水産製品:必要最小量
乾燥・加熱凝集卵製品:必要最小量
アルカリ化・塩蔵・缶詰にした卵を含む保存卵:必要最小量
卵ベースのデザート(カスタード等):必要最小量
高甘味度甘味料を含有するものを含む卓上甘味料:必要最小量
ハーブ・スパイス:必要最小量
調味料:必要最小量
酢:必要最小量
マスタード:必要最小量
スープ・ブロス:必要最小量
ソース・ソース様製品:必要最小量
サラダ(マカロニサラダ、ポテトサラダ等)・食品分類 04.2.2.5・ 05.1.3 のココアサイドイッチスプレッド・ナッツを主原料とするスプレッドを除く:必要最小量
酵母・同様製品:必要最小量
大豆ベースの調味料:必要最小量
大豆由来以外のタンパク製品:必要最小量
特殊医療用の特別食(食品分カテゴリ 13.1 の製品を除く):必要最小量
痩身及び減量を目的とする調整食:必要最小量
食品分類 13.1~13.4 ・13.6 の製品を除く特別食(食事用の補助食品等):必要最小量
食品サプリメント:必要最小量
「スポーツ」、「エネルギー」、又は「電解質」飲料、及び粒子を含む飲料などの水ベースのフレーバー付き飲料:必要最小量
ビール・麦芽飲料:必要最小量
リンゴ酒・洋ナシ酒:必要最小量
ブドウ以外のワイン:必要最小量
ミード:必要最小量
アルコール分が 15%を超える蒸留アルコール飲料:必要最小量
香り付きアルコール飲料料(ビール・ワイン・蒸留酒のクーラータイプの飲料・低アルコールの清涼飲料等):必要最小量
すぐに食べられる香味製品:必要最小量
調理済み食品:必要最小量

【使用基準出典元 URL】
http://www.fsi.org.vn/pic/files/24_2019_tt-byt_360857.pdf

【成分規格】
定義:二酸化チタンは、硫酸塩または塩化物処理によって生成される。加工条件により、最終製品の形態(アナターゼまたはルチル結晶構造)が決まる。硫酸塩プロセスでは、硫酸を使用してイルメナイト(FeTiO3)またはイルメナイトとチタンスラグを分解する。一連の精製ステップの後、最後に分離された二酸化チタンを水で洗浄し、煆焼し、細かく粉砕する。塩化物プロセスでは、塩素ガスが還元条件下でチタン含有鉱物と反応して、無水四塩化チタンを形成する。この物質は、直接熱酸化または気相での水蒸気の流れとの反応によって精製され、二酸化チタンに変換される。濃塩酸をチタン含有鉱物と反応させて四塩化チタンの溶液を形成し、それを精製して加水分解により二酸化チタンに変換することができる。 二酸化チタンはろ過され、洗浄され、煆焼される。市販の二酸化チタン製剤は、製品の規格を強化するために、少量の酸化アルミニウムおよび/または二酸化ケイ素でコーティングすることができる。
化学式:TiO2
溶解性:水、塩酸、希硫酸、有機溶剤に不溶。 高温の濃フッ化水素酸と硫酸に溶けにくい。
呈色反応:合格。
乾燥減量:0.5%以下(105℃、3hr)。
強熱残分:1.0%以下(800℃)。
酸化アルミニウムおよび/または二酸化ケイ素:2.0%以下(単独・合計)。
酸溶解物:0.5%以下。参加アルミニウムまたは二酸化ケイ素を含む製品の場合1.5%以下。
水溶物:0.5%以下。
0.5N塩酸可溶不純物:アンチモン2.0mg/kg以下、ヒ素1.0mg/kg以下、カドミウム1.0mg/kg以下、鉛10.0mg/kg以下。
水銀:1.0mg/kg以下。
定量値:99.0%以上(乾物ベース、酸化アルミニウムと二酸化ケイ素を除く)

【成分規格出典元 URL】
https://www.eurofins.vn/media/311702/qcvn-4-10-ph%E1%BA%A9m-m%C3%A0u.pdf


  • 作成日: 2022.12.03
  • 更新日: 2024.01.23