海外食品添加物規制早見表

シンガポール: トマト色素

【国・地域名】 シンガポール  【添加物名】 トマト色素

【品目番号 / 関連法規】 5th Schedule (Part II)

【キーワード】
とまと、リコピン、カロチノイド、野菜色素

【英名】
Lycopenes (tomato)

【INS番号】
160d(ii)

【使用基準】
GMP(必要最小限量で食品に使用可能)

【使用基準出典元 URL】
https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/tools-and-resources/resources-for-businesses/list-of-food-additives-permitted-under-food-regulations.pdf

【成分規格】
※JECFA規格に準拠:
‘定義:トマトからのリコピン抽出物は、熟した赤いトマト(Lycopersicon esculentum L.)の果肉を酢酸エチル抽出し、続いて溶媒を除去することによって得られる。トマト抽出物の主な着色成分はリコピンであるが、少量の他のカロテノイド色素も存在する可能性がある。この製品には、トマトに自然に含まれる油脂、ワックス、フレーバー成分も含まれている。
化学式:リコピンC40H56
定量値:総リコピン5%以上、15%以下。総カロテノイド6.5%以上、16.5%以下(リコピンとして)。
溶解性:酢酸エチルおよびn-ヘキサンに溶けやすい、 エタノールとアセトンに部分的に可溶、 水に不溶。
カロテノイド試験:亜硝酸ナトリウムの5%溶液と1 M硫酸を連続して添加すると、サンプルのアセトン溶液の色が消える。
分光分析:n-ヘキサン、波長約472nmで吸収極大。
硫酸灰分:1.0%以下。
残留溶媒:酢酸エチル50mg/kg以下。
鉛:1mg/kg以下。
ヒ素:3mg/kg以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/3/cb0749en/cb0749en.pdf


  • 作成日: 2022.12.01
  • 更新日: 2024.01.23