海外食品添加物規制早見表

シンガポール: 植物炭末色素

【国・地域名】 シンガポール  【添加物名】 植物炭末色素

【品目番号 / 関連法規】 5th Schedule (Part II)

【キーワード】
炭、竹炭

【英名】
Vegetable carbon
Carbon black

【INS番号】
153

【使用基準】
GMP(必要最小限量で食品に使用可能)

【使用基準出典元 URL】
https://www.sfa.gov.sg/docs/default-source/tools-and-resources/resources-for-businesses/list-of-food-additives-permitted-under-food-regulations.pdf

【成分規格】
※JECFA規格に準拠:
定義:木材、セルロース残留物、泥炭、ココナッツ、その他の殻などの植物性材料の炭化によって生成される。 原料は高温で炭化される。 本質的に細かく分割された炭素で構成されている。 少量の窒素、水素、酸素が含まれている場合がある。製造後、製品に水分が吸収される場合がある。 蒸気または二酸化炭素の存在下で高温で活性化される可能性がある。
化学式:C
定量値:95%以上(乾物、灰分フリーベース)。
溶解性:水、有機溶剤に不溶。
燃焼性:赤くなるまで加熱すると、炎を出さずにゆっくりと燃える。
乾燥減量:12%以下(120°,4hr)。
酸性・アルカリ性:2.0gに40mlの水を加え、5分間沸騰させる。 冷却し、二酸化炭素を含まない水とフィルターで元の容量に戻す。 ろ液の最初の20mlを廃棄する。ろ液10mlにブロモチモールブルー溶液TS0.25mlと0.02N水酸化ナトリウム0.25mlを加えると、 溶液は青色を呈す。 指示薬の色を黄色に変えるには、0.75ml以下の0.02N塩酸が必要である。
灰分:4%以下(発火温度625°)。
アルカリ可溶着色物質:2gの試料を20mlのN水酸化ナトリウムで煮沸し、ろ過して得られたろ液は無色である。
高級芳香族炭化水素:連続抽出装置で 10 g の純シクロヘキサンを使用して 1 g の生成物を抽出することにより得られる抽出物は、無色でなければならず、紫外光での抽出物の蛍光は、0.01 N 硫酸 1000 ml に硫酸キニーネ 0.100 mg を含む参照溶液の蛍光よりも強くない。
ヒ素:3mg/kg以下。
鉛:2mg/kg以下。

【成分規格出典元 URL】
https://www.fao.org/fileadmin/user_upload/jecfa_additives/docs/Monograph1/Additive-486.pdf


  • 作成日: 2022.12.02
  • 更新日: 2024.01.23